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PA Setについて

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ダイレクトボックスは何の為に必要なの！？

一般的に知られてるダイレクトボックスの機能は
＊アンバランス伝送をバランス伝送に変換し、耐ノイズ性を向上させる
＊ハイインピーダンス出力をローインピーダンス出力に変換する
以上の２つがありますが、説明するのがとても難しいので・・解り易い機能を説明いたします
＊ダイレクトボックスの本来の目的とは異なる部分もございます

ダイレクトボックスを使用する利点

楽器からPAミキサーまでの距離がある程度自由にレイアウトできる

＊図中で「D.I.」と書いてあるのがダイレクトボックスになります。
キーボードなど楽器を直接ミキサーに繋ぐ場合、標準プラグのシールド（各種端子（コネクター）カタログを参照ください）であまり長いものはお持ちでない場合がございます。（楽器を直接ミキサーに繋ぐ場合、必要なケーブルはお客様にご用意お願いしております）また、標準プラグのシールドはあまり長いものですとノイズが乗り易くなります。そこでダイレクトボックスを介してキャノンケーブル（各種端子（コネクター）カタログを参照ください）に変換すると、10m以上の長さのケーブルでもノイズが乗りにくく、お客様は楽器の足下などにおいたダイレクトボックスまでのケーブルを用意するだけでよくなります。

ダイレクトボックスで音量を下げる事により、柔らかい音質にする事が出来る

＊図中で「D.I.」と書いてあるのがダイレクトボックスになります。
スピーカーが内蔵されていないキーボード等の場合、楽器の近くにモニタースピーカーを置かないと自分の演奏を確認しづらい事になります。ダイレクトボックスでは楽器からの出力をPAミキサーとモニタースピーカーとの2つに分ける事ができます。

ダイレクトボックスでモニタースピーカー用の出力を取り出せる

キーボードなどの出力は、ボリュームで絞っても音量が大きい場合があります。音量が大きいままPAミキサーに接続すると、PAスピーカーから出る音はローが抜けてなんとなくキンキンした感じの音になってしまいます。
例えば、iPodを家庭用のコンポに接続する場合、iPodの音量を最大にしてしまうと、コンポの音量を小さくしてもなんだか音が割れたようになってしまいます。iPodの音量を3分の2くらいに下げると、心地よい音になります